このようなブログに足を運んでいただきありがとうございます!!たくさんの人に読んで欲しいので、ブログランキングに参加してます。まずはポチポチっと両方クリックしていただけると嬉しいです♪


最後の半年くらい、実は私は「彼女」になっていた。
その頃、私は看護師になるべく看護大学に通っていて、私の大学の仲良かった友達を呼んでバーベキューしたり花火したりしていた。
そのあたりから彼と私との間は急速によくなっていて、「こんなのもうやだ。ちゃんと付き合いたい」っていつものごとくケンカしたら「そうだね。ちゃんと付き合おうか」ってなって、なんか彼女になった。
それどころか、「今日はHしたくない」って言ってしないことはなかったのに、「疲れてんの?じゃあ、帰ろうか」ってHなしで遊ぶこともあった。
それが、体目当てなだけじゃない、愛情の証みたいなものに思っていた。
別れる前のクリスマスには、指輪はなかったけどプロポーズもされた。
年明け辺りから一緒に住むはずで、動物嫌いの彼が私の愛猫も連れてきていいよ~なんて言っていた。
でも、仕事の都合で実家にいないと…とかでその話は流れた。
彼は地元に男女問わず友達がいっぱいいて、女友達と二人で遊ぶのもドライブするのも別に気にしなかった。(彼の車は二人乗りだったし)
でも、自分の行きさつもあったから、女の子と部屋で二人きりにはならないでねってとこだけ約束してた。
私の大学のある女友達とドライブ行ったりしてるのも知ってたけど、それくらいならいいよって言ってた。
それから半年くらい経って、彼女の部屋で一緒に試験勉強してるときに彼の持ち物を見つけたり、その子の様子とかとにかく何かが変だと思い始めてたから、怖いけどはっきりさせようって思った。
学期末の試験が終わった日はバレンタインデーで、彼とデートすることになってたけど、その前にその友達と昼食をとって話した。
「誤解だといいんだけどさ。私の彼と寝てない?」
「……。寝てる。ごめん。」
始まりはちょうど私が彼の「彼女」になった頃。
私はその前から説明も面倒なので、友達には彼を「彼氏だよ」って紹介してたんだけど、その子は彼が自分のアパートに遊びに来て、何度目かで押し倒されたとき「好きだけど愛子ちゃんの彼氏だから…」って言ったけど、「え?違うよ。あいつがそういってるだけ。ただの友達だよww」って言われて寝たんだって。
彼が私を「彼女」にしたり、プロポーズしたり、優しくしたのはおそらく浮気してるのを隠すため。Hを強要しないデートをし始めたのは、よそで性欲が満たされてたから。
ただそれだけのことだった…。
当然、私たちは彼にどういうことなのか確認してってなるんだけど、なんかもう後は書くのもアホらしいくらい泥沼で、私たちが両方引かないから「じゃあ、今のままでよくね?」ってなった。
「好きだなんて言った覚えないし」「付き合ってたって言っても他の子とHしないなんて言ってなくね?」とかもう聞きたくないってことをさんざん言われた。
彼の口からそんな言葉、もう聞きたくないって思った。
その夜突然、私の右耳は聞こえなくなった。
ストレス性の突発性難聴。
加えて10m歩くのにも一回転ぶくらいの、ひどいめまい。
すぐに点滴と薬でステロイド治療始めたけど、治る確率は3割程度。
試験が終わって初めての病院実習のさなか、聴診器を使うケアはすべてダメで、「耳が聞こえないので」と教官に白状せざるを得なくて、難聴は看護師の欠格事項にあたるから治らなければ看護師にもなれない=食べていけないっていう瀬戸際にあった。
そんな中、三角関係はまだゴタゴタしてて、フタマタ状態で続けて同じ彼の布団で私と友達が交互に寝るってのはさすがに嫌で、どちらともHしない友達に戻るって約束してみたり、その友達は「もうさすがに愛子に嘘はつかないし裏切らない」って約束してきたり。
友達に戻るっていうし、なので彼の部屋に置いておいたものや、私が買い置きして(させられて、なんだけど)いたゴムを処分しようと思って、箱を開けてみた。
そしたらゴムの数が減ってて、なんで?って思った。
「…あの子と使ったの?」って彼に聞いたら「そうだよ」って言われたので、私が怒ってその場で彼女に電話してそれは本当か問い詰めたら「使った…。裏切ってごめん」って言った。
と思ったら、電話を切った直後、彼が「今の嘘だよ。ほんとは使ってないよ!」って言って減ってた分のゴムを違う場所から出してきた。
彼は私が難聴になった件も、今はストレスから離れなきゃいけないことも知っていた。なのになんでそんなことしたのか聞いたら「あんたがまだ俺のことどのくらい好きでいてくれてるか確かめたくて」だそう。
怒ったらまだ好き、なんだそうだ。
んでその場でもう一度彼女に電話して再び尋ねたら、「ほんとは使ってないし、何もしてない。彼が愛子の愛情を確かめたいから口裏合わせてほしいって頼まれたの。それに協力しちゃったの。ほんとにごめん。」と。
……。
意味不明すぎる…。
少し回復していた難聴とめまいは再び悪化してしまった。
難聴は繰り返すたびに、回復できる確率は確実に下がっていく。
難聴の専門医のいる耳鼻科に病院も変え、そう言われた。
こんな二人に関わってたら、きっと私の耳は治るものも治らない。
私は二人と縁を切った。
自分は男性を見る目も友達を見る目も、なんてなかったんだろうって思いながら。
「元彼」「彼女」ってわざとカギカッコにしてるのは、実質そんなんじゃなかったからだ。
この時、地元の友達も看護大学の友達もそれぞれ彼や彼女の味方になってしまったので、全員と縁を切り、私はまた一人ぼっちになった。
でも親友Mだけはこの頃から変わらずいつでも私の味方でいてくれた。
もちろん、私のダメだったとこを叱りつつ、一緒に泣いたり怒ったりしてくれつつ。
お互いになんでも打ち明けられる、大切な大切な友人。
大学の大講義室で100人の中でひとりぼっちはさすがに淋しかったけど、彼女と席を並べることはもうあり得なかった。
彼女は元のグループに留まって彼ともコソコソしないで会えるようになって、「最近、綺麗になったね」とか「悪いのは男だよ。好きになっちゃったものは仕方ないよ」とかみんなに言われて、楽しそうにやってた。
彼とは近所なので二人でドライブしてたり、デートしているところもときどき見かけた。
その最中、彼のほうとだけ目が合ってしまい、わざと彼が彼女の肩を抱いたりすることもあった。
私のほうは「大学に居場所がない」って難聴のことを相談した先生の研究室に転がりこんでた。
それがたまたま精神看護の先生だったのだ。
そして大学では、たまたま病院実習のグループが一緒で愚痴をこぼした友達がすごく気のいい子で、その子たちは3人仲良しでいつもくっついていて、入学当初からそのいたずら&奔放っぷりを始め、秘かに憧れてた三人で、「そんならウチにおいでよ!」って。
グループに入れてもらったときは嬉しかったなあ。
学食で「ここがねえさんの席だよ」って言ってお茶をおいてくれてて、ご飯食べずに三人が待っててくれたときは、ほんとに心がほんわか癒されて、ちょっと泣きそうになった。
一緒にいただきますってご飯を食べるのがこんなに幸せなものなんだって初めて気づいた。
Mやこの三人は、今でも一番の親友。
難聴のほうは幸い3割の中に滑りこみ聞こえるようになったけど、実はそれがそのままメニエル病に移行しちゃって、その後も寝起きにめまいと吐き気があったり、疲れると耳が聞こえにくくなったりするようになってしまった。
最初はすごく二人を恨んだ。
殺してやりたいとさえ本気で思った。
でも、こんなやつらのために人殺しになって自分の人生を台無しにするのはアホくさいって思っていたからしなかった。
でも今は、人間「無病息災」じゃなくて「一病息災」なんだから、難聴とかちょっとくらいの弱いところならあっても、「あ、いま自分はストレスためちゃってるってサインなんだ」とか「疲れてるって体が言ってるんだ。ちょっと休もう」とか体調を知るいいバロメーターができたんだって思うようにしてるから、そんなに気にしてない。
メニエルの発作も今年に入ってからは一度もないな。
「元彼」とこの女友達と関わって失ったものは処女とメニエル病と男性不信くらいかな。
あと、付き合うストレスで過食がぶりかえしてしまって、体重が15㎏も増えたことかな!
これはかなりの痛手っ!www
それも今はあの頃の写真を眺めつつ、ダイエットに没頭中♪
過去をなかったことにはできないけど、成功したらまた何か、新しい自分が見えてきそうな気がして。
私はこの一件で、人を見る目を磨かなきゃと思って意識的にそうするようにしてきたし、自分に自信がなくて自尊心が低いから俺様な男性につけこまれるって学習して、治そうと努力をし始めた。
最低の経験をしたからこそ、いい恋愛をしたいって心底思えようになった。
そして何より気の合う親友ができたこと。
信頼して打ち明け話もできるし、じゃれてはしゃいだり、まったりしたり、一緒に遊ぶのがとにかく楽しい。
元彼と遊んでた時の100倍幸せ。
それは私にとってほんとに得難い宝物。
今では、失ったものより断然、得たもののほうが大きかったと思ってるんだ!
